ブログ

一人で完結してきたフリーランスが、あえて“チーム型案件”を選ぶ理由|メンバーインタビューvol.1

一人で完結してきたフリーランスが、あえて“チーム型案件”を選ぶ理由|メンバーインタビューvol.1
2026/03/18

マーケティングコミットサロンは、BtoBマーケティング・セールス領域を中心に、フリーランスの方へ案件をご紹介するサービスです。単なるマッチングに留まらず、プロジェクトの推進体制や役割分担まで含めて設計し、フリーランスが安心して参画できる環境づくりを大切にしています。

今回は、サロンを通じてカンファレンス代行支援案件に参画し、PMとして活躍されている橋川さんにインタビューを実施しました。

営業からキャリアをスタートし、マーケティング・PMへと領域を広げてこられた橋川さんが、なぜ「チームで進める案件」に価値を感じるのか——。その背景と、現場で得た学びを伺いました。

【橋川さんのプロフィール】
年齢:35歳
居住地:関西(リモート中心)
経歴:営業(新規開拓中心)→ SIerでセールス/マーケ領域を横断 → 外資系SaaS企業の業務を副業から開始 → 独立
サロン参画:2024年8〜9月頃
役割:オンラインカンファレンス代行支援のPM

これまでのキャリアと、独立を選んだ背景

—まずは自己紹介をお願いします。

橋川さん:
現在35歳で関西に住んでおり、基本的にリモートで仕事をしています。趣味は草野球で、草野球チームのWebサイトをボランティアで立ち上げて運営するなど、趣味としてWeb周りにも触れています。

—これまでのキャリアについて教えてください。

橋川さん:
バックグラウンドとしては営業が強いです。新卒で老舗の文書作成ソフトウェア企業に入社し、官公庁や教育機関向けの営業を担当していました。当時はいわゆる「インサイドセールス」という言葉が一般的ではありませんでしたが、電話での活動とフィールド営業を組み合わせる形で、かなり高い稼働量で営業をしていました。

その後、「より技術領域に関わりたい」と考え、2社目で関西の独立系SIerに転職しました。そこでは自社SaaSのセールス担当・責任者、またマーケティング領域も含めて推進していました。

入社当初は、見込み顧客を獲得するための資料やWebサイト、ターゲットリストが十分ではない状況で、日中はアウトバウンド営業を行い、18時以降はWebサイトや資料を整えてインバウンドが入ってくる状態を作る、というマーケティング業務を5年ほど継続していました。

—独立を決めた背景を教えてください。

橋川さん:
いきなり独立を決めたわけではありません。当時は会社員として働いていましたが、副業が認められていたため、まずは月20〜30時間ほどの業務委託として外資系企業の案件に関わり始め、限られた時間の中でも一定の成果や手応えを感じることができていました。

その後先方から「副業ではなく、フルで関わってほしい」とご相談をいただき、フルコミットする場合は契約形態が個人事業主となる必要があったため、そのタイミングで独立を決断しました。

—会社員時代の不安はありましたか?

橋川さん:
仕事の幅が広がりにくいことを課題に感じていました。比較的自由にやらせてもらっていた一方で、30代以降のキャリアを考えて「強みを広げる環境に身を置きたい」と考えていました。

—副業では、どのような業務をされていたのでしょうか?

橋川さん:当初はカスタマーサクセス寄りの業務でした。データ分析や顧客向けレポート作成、アップセル・クロスセルに関わる支援などです。副業で実際の業務感が掴めたことで、独立後の働き方のイメージが具体的になったのは大きかったと思います。

独立後の仕事、マーケティングコミットサロンとの出会い

— 独立後の案件獲得は、どのようにされていましたか?

橋川さん:
独立後は、基本的に過去に関わった方からの紹介が中心でした。これまでの実績を知ってくださっている方から、「この案件を手伝ってほしい」「営業やマーケティングを任せたい」といった形でお声がけいただくことが多かったですね。そのため、いわゆる案件マッチングサービスを積極的に利用した経験はほとんどありませんでした。

— その中で、マーケティングコミットサロンとはどのように出会われたのでしょうか?

橋川さん:きっかけは、SNS経由でお声がけいただいたことです。
当時、自身のプロフィールだけでなく、これまでの実績や支援可能領域をまとめた自己紹介資料を作成していました。それをご覧いただいたことが最初の接点でした。

面談を複数回重ねる中で、案件の背景や進め方、求められている役割が具体的に共有され「この体制なら前向きに取り組めそうだ」と感じたのを覚えています。

また、単発でタスクをこなすのではなく、体制や進行設計を含めてプロジェクトとして関われる点に魅力を感じ、参画を決めました。

現在の業務と成果

— 現在の担当業務を教えてください。

橋川さん:
マーケティングコミットでは、カンファレンス代行支援のPMとして、企画・運営・関係者調整・クライアント対応を中心に担っています。案件によっては登壇企業のアサインも担当し、候補企業の選定からお声がけ、調整までを進めています。

営業経験があるので、興味関心が合いそうな企業へ適切にアプローチできる点は強みになっています。業界の知人ネットワークを活かせる場面もあります。

成果も着実に出てきており、ある案件では集客数(オンラインカンファレンスの申込数)が過去最高水準となりました。こうした成果が、リピートにつながっている実感もあります。

— 単価感・やりがいについてはいかがでしょうか?

橋川さん:
案件ごとの単価については、納得感はあります。一方で、案件の状況により当初の想定より工数が増えることもあり、時給換算では難しさを感じる局面もあります。

工数対効果を良くするためには、提供メニューから大きく逸脱しない範囲で満足度を高めつつ、再現性のある形に「メニュー化」していくこと。そして、PMとしてできること・難しいことを適切に線引きし、プロジェクトを健全に運用することを心がけています。

— 年収や働き方の面では、変化はありましたか?

橋川さん:
年収は上がっています。加えて、単純な年収だけではなく、仕事の「型化」が進むことで、可処分時間が増えた感覚があります。守備範囲が明確になり、効率が上がったことが大きいですね。

仕事の進めやすさ・チームで働く価値

— マーケティングコミットサロンでの仕事の進めやすさはどう感じますか?

橋川さん:
進め方がある程度定まっているため、前倒しで動きながら品質を上げていきやすいです。また、必要に応じて相談ができる点も、安心材料になっています。工数が足りない時にはメンバーを追加でアサインしてもらうこともあり、詰まる場面が少ない印象です。

— チームで働くメリットはどんな点ですか?

橋川さん:
一番は、複数人で進められることです。自分が手いっぱいの時に、別のメンバーがフォローできる体制があるのは大きいですね。クライアント対応や報告業務なども、状況に応じて分担できます。

また、プロジェクト終了後に成果が共有されることで、「自分の関わりがどう成果につながったか」を実感しやすい点も価値だと感じます。

— 一方で、チームで働く難しさを感じる点はありますか?

橋川さん:
チームで進めるからこそ、メンバーの稼働時間や家庭状況などを理解していないと、急な依頼がしづらい点はあります。クライアント側も決まった勤務時間の中で動いているため、PMとして調整が必要になる場面では、前もって見通しを共有しておくことを意識しています。

マーケティングコミットのチーム体制と採用プロセス

—マーケティングコミットサロン(以下、MCS)では「チームで進める」ことを大切にしていると伺っています。その体制について教えてください。

MCS 吉田:
私たちは、単なるマッチングサービスではなく、「プロジェクト単位で成果を出す仕組み」を提供していると考えています。

BtoBマーケティング領域は、品質や再現性、リスクヘッジが非常に重要です。そのため、基本的には一人に丸投げする形ではなく、PMを中心としたチーム体制で案件を進めています。

役割を明確にし、互いに補完し合える構造を作ることで、

  • 属人化を防ぐ
  • 品質を担保する
  • 万が一のリスクにも対応できる

という体制をつくっています。

—フリーランスの採用についても、かなり丁寧に見ていると伺いました。

MCS 吉田:
基本的に、スキルだけで判断することはありません。大切にしているのは、「チームで役割を全うできるか」という点です。フリーランスは自由度が高い働き方ですが、BtoB案件では“自由”よりも“責任”の方が重くなります。

そのため、「過去実績の具体性・コミュニケーションのスタンス・役割理解と再現性・チーム適性」これらを段階的な面談で確認しています。

案件に繋がるまでに複数回の面談を必須としています。時間はかかりますが、ここを省略すると、結果的にプロジェクトが不安定になります。

—なぜここまでチーム体制にこだわるのでしょうか?

MCS 吉田:
BtoB企業がフリーランスを活用する際に、必ず問われるのが「品質担保」と「継続性」です。

  • この人が抜けたらどうするのか
  • 属人化していないか
  • セキュリティやリスク管理はどうなっているか

こういった質問に対して、「個人の力量です」とは言えません。だからこそ、私たちは“チームで担保する”設計にしています。「フリーランスが安心して働けること」と、「クライアントが安心して依頼できること」その両立を目指した結果が、今の体制です。

他のフリーランスマッチングサービスとの違い

—他のフリーランスマッチングサービスと比較して、違いを感じる点はありますか?

橋川さん:
一般論としてですが、マッチングサービスは「案件の紹介」までで役割が終わるケースも多いと思います。一方で、マーケティングコミットは、マッチング後の進め方まで含めて設計している印象があります。プロジェクトの進行や品質、リスクを含めて“チームで担保する”考え方があるので、そこが大きな違いだと感じます。

また、フリーランス側にとっても、単に作業をするだけではなく、「このプロジェクトがどう成果につながったか」まで見える機会があるのは大きいです。

プロジェクト終了時に成果共有があることで、自分の経験が点ではなく線になっていく感覚があります。

今後のキャリアと展望

—今後、どのようなキャリアを築きたいですか?

橋川さん:
顧客と対話しながら前に進めることが得意なので、今後もプレイヤーとして価値を出し続けたいです。その上で、案件で得た経験や知見を整理し、「方法論」として届けるような形で、困っている人を支援することにも興味があります。

また、AIが普及するほど、最終的には「誰と何をどう進めるか」というマネジメントが重要になると感じています。その意味でも、チームで仕事を進める経験は、自分にとっても大きな学びになっています。

—最後に、フリーランスとして働く方、これから目指す方へメッセージをお願いします。

橋川さん:
フリーランスとして仕事を広げていく上では、「やったことがない仕事」に挑戦する場面が多いと思います。まずは一歩受けてみることで、進め方や期待値が見え、次の選択もしやすくなります。合わなければ調整したり、別の道を選んだりすることも可能です。リスクを負う立場だからこそ、納得できる形で一歩を踏み出してみてほしいと思います。

【フリーランス・副業マーケターの方へ – 「Marketing Commit Salon」のご案内】

もし「自分のマーケスキルを活かして案件を獲得したい」「一人ではなくチームで働きたい」「BtoBマーケ領域で実績を積みたい」とお考えでしたら、ぜひMarketing Commit Salon をご検討ください。

MarketingCommit Salon は、BtoBに特化したマーケターと企業をつなぐマッチングプラットフォームです。登録後の面談で「参画したい!」と挙手すれば、スキルに応じた案件に挑戦できます。チームで動くから、得意分野に集中でき、単独では得られないような大規模・複雑なプロジェクトにも関われます。

https://marketingcommit.com/salon/

この記事の著者

吉田 博騎

吉田 博騎 代表取締役

大学在学中にバックパッカー(訪問カ国数55カ国)を経て、2020年にBtoBマーケティングコンサル&BPOの会社に入社。その後、コンサルティング担当&実行担当、年間70社以上を支援経験。また、入社1年目で新人歴代最高売上を達成し新人賞受賞、入社2年目で第3クオーターMVP・第4クオーターMVP ・年間MVP受賞/最速課長昇格など、数々の賞を受賞。その後、2023年に株式会社マーケティングコミットを設立。