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「場所と時間を選べる仕事」を求めて——営業からマーケ、そしてフリーランスへ。時間あたりの価値を高める働き方とは|メンバーインタビューvol.4

「場所と時間を選べる仕事」を求めて——営業からマーケ、そしてフリーランスへ。時間あたりの価値を高める働き方とは|メンバーインタビューvol.4
2026/08/15 2026/08/16

マーケティングコミットサロンは、BtoBマーケティング・セールス領域に特化し、フリーランスや副業人材に案件を紹介するサービスです。単なるマッチングにとどまらず、プロジェクトの推進体制や役割分担まで設計されている点が特徴で、安心して実務に参画できる環境が整っています。

今回は、フリーランスとしてマーケティングコミットを主軸に活動されているS.H.さんにインタビューを実施しました。不動産営業からBtoBマーケティングへのキャリアチェンジ、フリーランスへの転換、そしてAIを活用した独自の業務効率化——。成果と時間を同時に追求する、S.H.さんの仕事についてお聞きしました。

S.H.さんのプロフィール】
年齢:31歳
居住地:東京
経歴:不動産営業→ BtoBマーケティング支援会社のインサイドセールス→フリーランスとしてマーケティングコミットへ参画
役割:インサイドセールス(PMも兼務)、ISマネジメント支援、HubSpot運用

これまでのキャリアとフリーランスへの経緯

—これまでのご経歴を教えてください。

S.H.さん:
2018年に社会人キャリアをスタートし、最初は不動産の販売営業に従事しました。当初から2〜3年で退職することを想定していたのですが、一定の実績を積んだタイミングで退職しました。

キャリアを考える際に意識したのは「どの会社に行っても、また独立しても通用するスキルを身につけたい」という点です。営業職として培った経験をマーケティングの視点から構造的に理解したいと考え、マーケティング支援会社へ転職をしました。

2社目ではインサイドセールスを担当する中で、マーケティングとISの連携がうまく機能しており、アポ数の目標達成もできていましたが、自分自身としてはまた別の環境やキャリアにチャレンジできないかと考えていたところでした。そこでマーケティングコミットサロンと出会い、フリーランスとしての業務や働き方についてお話を聞いた結果、自分自身もフリーランスになることを決意しジョインしました。

—フリーランスを選んだ背景には、どのような考えがあったのですか?

S.H.さん:
2社目を退職する少し前に、自分のキャリアビジョンを書き出したことがあります。その時にたどり着いたのが「場所と時間を選べる仕事に就きたい」「時給単価を上げることで選択肢を広げたい」という二つの軸でした。

その目標に向けてどう動くべきかを考えていた矢先にマーケティングコミットサロンと出会い、タイミングとして非常にベストな形でフリーランスへの転換につながりました。

フリーランスとしての業務内容

—マーケティングコミットサロンでは、どのような案件に携わってきたのですか?

S.H.さん:
初は、インサイドセールスのメンバーとして成果報酬型の案件からスタートしました。アポ1件につき単価が設定されるという分かりやすい仕組みで、時間に縛られず成果で評価される働き方が自分に合っていると感じました。

その後、案件の幅が広がり、現在は複数の役割を並行して担っています。インサイドセールスのメンバーとPMを兼務しながら、ISマネジメント支援、HubSpotを活用したメルマガ運用などの案件に携わっています。常時4〜5案件を稼働させている状況です。

—ISマネジメント支援とは、具体的にどのようなことをされているのですか?

S.H.さん:
特定のクライアント先で、インサイドセールス部門の強化支援を担っています。ISメンバーのマネジメント、毎週の1on1、数値管理から進捗把握まで、実質的にISマネージャーに近い役割です。入ってから約2年が経過しており、HubSpotの運用もゼロから習得してこの案件で活用しています。

—稼働時間はどのように管理されていますか?

S.H.さん:
フリーランスではあるものの、平日の7時から18時を業務時間と自分で定め、それ以降のミーティングは原則として受け付けないようにしています。土日は基本的に休日としていますが、平日に消化しきれなかった業務がある場合は、土曜日の数時間を使って補填することがあります。案件数が多い分、時間の管理は意識的に行っています。

成果を出し続けるための思考と工夫

—案件の継続率が高く、顧客満足度も安定しているとお聞きしています。意識されていることはありますか?

S.H.さん:
最も重視しているのは、クライアントの目標達成です。ただ、どれだけ尽力しても目標に届かない月は当然あります。その際に大切にしているのが、思考のプロセスと現状の根拠を丁寧に伝え続けることです。

クライアントの方はマーケティングや営業の専門家ではないことが多いため、現在のフェーズや施策の意図が見えにくいケースがあります。同じ内容であっても、毎週繰り返し丁寧に伝えることで、徐々に目線が揃い、信頼関係が深まっていきます。

—目標未達の局面では、どのように対応されているのですか?

S.H.さん:
アポ数といった表面的な数字だけにとらわれず「軸をずらした指標」でクライアントに価値を示すことを意識しています。

例えば、アポ数が目標に届かない月であっても、供給したアポから受注見込みの高い案件への移行率が上昇していれば、その変化を数値で示します。また、ROASを継続的に追跡しており、ある案件では前回の計測から200%超を維持していることを実績として提示しています。足元の数字だけでなく、本質的な成果の流れを可視化することで、クライアントに「続けていく意味」を理解していただける状態を作ることが重要だと考えています。

AIと自動化を活用した業務効率化

—AIやシステムを活用した業務効率化が得意だとお聞きしています。具体的に取り組まれていることを教えてください。

S.H.さん:
主に二つのツールを活用しています。一つはClaudeで、インサイドセールスの肝となるリスト作成に活用しています。夕方の稼働終了時にリスト作成をセットしておき、翌朝には完成した状態で始業できる仕組みを作っています。

もう一つはGoogle Apps Script(GAS)です。営業メールの送付を自動化しており、宛先ごとに名前を差し込みつつ、前回メールを引用した体裁で送ることができます。受信者には個別対応に見える形で届くため、返信率の向上に効果が出ています。この仕組みはチームメンバーにも展開し、IS部門全体で活用しています。

—こうした業務効率化に取り組む背景には、どのような考えがあるのですか?

S.H.さん:
単純に案件数を増やしても、稼働時間が増えるだけで時給単価は変わりません。目指しているのは、限られた稼働時間の中で最大の成果を出し、その実績をもとに時給単価の交渉ができる状態を作ることです。一般的に120時間かかる業務を60時間で同等の成果として実現できれば、単価を引き上げる交渉の根拠になります。案件数ではなく、単位時間あたりの価値を高めることが、フリーランスとして収入を増やしていく上での合理的な道筋だと考えています。

マーケティングコミットで働く魅力

—マーケティングコミットで働いてよかったと感じる点を教えてください。

S.H.さん:
ミッションや目標などが明確な状態で案件が設計されているため、自分が何を目指して動けばいいか、どんな役割を果たせばいいかがはっきりしており、業務に集中しやすい環境です。

会社員時代は、何かを提案・実行するにあたって、直属の上長、その上の決裁者と段階を踏む必要があり動くまでに時間がかかることが多くありました。マーケティングコミットでの仕事では、クライアント側の代表や事業部長と直接やり取りするケースが多く、判断が下りれば即座に動けます。社員時代と比べて、意思決定から実行までのスピードが大幅に上がっていると感じています。また、外部のフリーランスという立場だからこそ、しがらみなくフラットに意見を出せるという点も、働きやすさにつながっています。

—チームで働くことのメリットはどのように感じていますか?

S.H.さん:
フリーランスが外部から単独でアサインされるケースとは異なり、マーケティングコミットではチームとして案件に入る形になっています。一人で判断・対処しなければならない場面が減り、チームメンバーと連携しながら動けることが、業務の質と安心感の両面で大きなメリットだと感じています。

今後のキャリアビジョン

—今後はどのようなキャリアを描いていますか?

S.H.さん:
マーケティングコミットでの仕事を収入の基盤としながら、自ら事業を立ち上げることを視野に入れています。現在、バイクや車が趣味であることから、ドライブやツーリングのルートをログとして記録・共有できるアプリを開発中です。AIを活用してゼロから構築しており、趣味の領域をサービスとして展開する可能性を探っています。

また、マーケティングコミット内でも、これまでの営業・IS業務の経験に加え、AIやシステムを活用した業務の仕組み化・自動化により注力していきたいと考えています。営業の実行だけでなく、仕組みとして資産になるものを作っていくことが、次のフェーズでの目標です。

—最後に、フリーランスや副業を検討している方へメッセージをお願いします。

S.H.さん:
いきなりフリーランスとして独立することに不安を感じるのであれば、まず副業として1案件から試してみることをお勧めします。本業を持ちながら小さく始め、感触をつかんでから判断する方法が、現実的な一歩としては合っていると思います。フリーランスはあくまで働き方の一つであり、自分のライフスタイルやキャリアの目標に照らしながら柔軟に選択していただければよいと思います。

【フリーランス・副業マーケターの方へ – 「Marketing Commit Salon」のご案内】

もし「自分のマーケスキルを活かして副業にチャレンジしてみたい」「一人ではなくチームで働きたい」「BtoBマーケ領域で実績を積みたい」とお考えでしたら、ぜひMarketing Commit Salon をご検討ください。

MarketingCommit Salon は、BtoBに特化したマーケターと企業をつなぐマッチングプラットフォームです。登録後の面談で「参画したい!」と挙手すれば、スキルに応じた案件に挑戦できます。チームで動くから、得意分野に集中でき、単独では得られないような大規模・複雑なプロジェクトにも関われます。

https://marketingcommit.com/salon/

この記事の著者

吉田 博騎

吉田 博騎 代表取締役

大学在学中にバックパッカー(訪問カ国数55カ国)を経て、2020年にBtoBマーケティングコンサル&BPOの会社に入社。その後、コンサルティング担当&実行担当、年間70社以上を支援経験。また、入社1年目で新人歴代最高売上を達成し新人賞受賞、入社2年目で第3クオーターMVP・第4クオーターMVP ・年間MVP受賞/最速課長昇格など、数々の賞を受賞。その後、2023年に株式会社マーケティングコミットを設立。