ウェビナー支援とは?失敗しない依頼設計と支援会社の選び方

ウェビナー支援とは?失敗しない依頼設計と支援会社の選び方

ウェビナー(オンラインセミナー)は、BtoBマーケティングにおいてリード獲得の主軸となる施策です。しかし「集客が伸びない」「運営の手間がかかりすぎる」「商談につながらない」といった課題を抱え、外部パートナーへの委託を検討する企業が増えています。

本記事では、ウェビナー支援サービスの具体的な内容から、自社に合った会社の選び方、そしておすすめの支援会社7選を紹介します。単なる配信代行ではなく、成果につなげるための「依頼設計」のポイントも解説します。

ウェビナー支援とは

ウェビナー支援とは、オンラインセミナーの企画・集客・当日の配信運営・開催後のフォローまでをトータル、あるいは部分的にサポートし、ウェビナーの成果(リード獲得や商談創出)を最大化するためのサービスです。

単に「Zoomの操作を代行してくれる」だけではありません。プロのノウハウを用いて、内製では難しい「質の高い配信」と「戦略的なマーケティング」を実現することが目的です。

ウェビナー支援でできること

支援会社によって範囲は異なりますが、一般的には以下のプロセスを支援します。

支援プロセス具体的な支援内容
ウェビナーの目的整理「新規リード獲得」なのか「既存顧客の育成(ナーチャリング)」なのか、ゴールを明確にします。
企画設計ターゲットに刺さるテーマ選定、構成案の作成、登壇資料のブラッシュアップを行います。
集客施策の設計・実行Web広告運用、メール配信、SNS告知、メディア掲載など、ターゲットを集めるための施策を実行します。
当日の配信・運営サポート配信機材のセッティング、画面のスイッチング、トラブル時の対応、進行管理を行います。
開催後のフォロー設計アンケート集計、アーカイブ動画の編集、インサイドセールスと連携した商談化へのフロー構築を行います。

煩雑な業務をプロに一任することで、社内担当者は細かな運用から解放され、本来注力すべき「コンテンツの磨き込み」や「商談対応」に集中できるようになります。

ウェビナー支援でできないこと

一方で、支援会社に丸投げすればすべて解決するわけではありません。以下の点は、発注側(自社)が主体となる必要があります。

支援が難しい領域理由・詳細
登壇者の専門性やコンテンツ自社の商品知識や業界の専門知識は、社内の人間にしか語れません。支援会社は「伝え方」は磨けますが「中身」そのものは作れません。
KPIが決まっていない状態での成果保証「とりあえず何かやって成果を出して」という依頼では動きようがありません。目標(リード数や商談数)は自社で決める必要があります。
社内の営業体制や追客フローの構築リードを獲得しても、架電する営業リソースがなければ商談は生まれません。(※インサイドセールス代行まで行う支援会社を除く)

できないこともある一方で、それでも多くの企業が外部支援を利用するのは、内製だけでは解決できない「構造的な課題」があるからです。

「ウェビナー支援」が必要な理由

なぜ今、多くの企業がウェビナー支援を利用するのでしょうか。

コロナ禍を経て、ウェビナーはBtoBマーケティングの「定石」として定着しました。取り組む企業が急増したことで、視聴者の目も肥え、単に開催するだけでは集客できない「競争の時代」に突入しています。

コロナ禍での急増の背景に加え、多くの企業が直面しているのが「内製の限界」です。

内製ウェビナーは、特定の担当者に業務が集中しやすく、準備や運営に追われて「開催すること」が目的になってしまいがちです。また、機材トラブルによる配信停止のリスクや、集客ノウハウ不足による参加者減も課題となります。支援会社を入れることで「安定した配信品質」「効果的な集客」「再現性のある運用フロー」が手に入り、社内の担当者は本来注力すべき「コンテンツの中身」や「商談」に集中できるようになります。

ウェビナー支援会社の選び方

ウェビナー支援会社は数多く存在しますが、得意分野は各社で全く異なります。ミスマッチを防ぐために、以下の5つのポイントを確認しましょう。

対応している支援範囲を確認する

「当日の撮影だけしてほしい」のか「企画から集客まで丸ごとお願いしたい」のかによって選ぶ会社は変わります。 多くの会社は「配信代行プラン」「トータル支援プラン」などを分けていますが、自社がボトルネックと感じている部分(例:集客が弱い、機材がない等)をカバーしているかを必ず確認しましょう。

対応している配信形式・開催方法を確認する

ウェビナーには様々な形式があります。

  • ライブ配信: リアルタイムでの開催。質疑応答などで臨場感がある。
  • 録画配信(擬似ライブ): 事前に収録した動画を配信。ミスがなく安全。
  • ハイブリッド開催: リアル会場とオンラインの同時開催。

自社が想定している開催形式に対応可能か、また使用するツール(Zoom、Teams、専用プラットフォームなど)の実績があるかを確認しましょう。

サポート内容・関与レベルを確認する

「当日の配信対応」といっても、その中身には差があります。 単にオペレーターが待機しているだけなのか、事前のリハーサル、台本作成、司会者の手配まで含まれるのか。サポート範囲が曖昧な場合は、契約前に「どこまでやってくれるのか」を詳細にすり合わせる必要があります。

配信環境・機材に関する記載を確認する

映像や音声のクオリティは、企業のブランドイメージに直結します。 支援会社が専用スタジオを持っているのか、それとも自社の会議室に機材を持ち込んで配信するのかを確認します。また、回線トラブル時のバックアップ体制など、リスク管理の方針も重要なチェックポイントです。

自社に近い目的・業界の支援実績の有無を確認する

実績数だけを見るのではなく「自社と似た課題を持った企業の支援実績があるか」を見ます。 BtoBのニッチな商材なのか、BtoCの広く浅い商材なのかによって、集客手法や演出は異なります。近しい事例を持っている会社ほど、提案の解像度は高くなります。

おすすめのウェビナー支援会社7選

特徴の異なるおすすめのウェビナー支援会社を7社紹介します。

マーケティングコミット

料金20万円から
サービスサイトhttps://marketingcommit.com/
所在地東京都

マーケティングコミットは単独・共催ウェビナーだけでなく、大型のオンラインカンファレンスにも対応しています。「リード獲得数を最大化したい」「大規模なイベントを成功させたい」という企業に最適です。

特に大規模なカンファレンスの支援が強みです。例えばとあるイベントでは、1,000名が参加しリードの獲得単価が60%改善した事例もあります。

また、最新版のウェビナー支援の実績は以下からご覧いただけます。

【2026年1月最新!】ウェビナー支援実績・事例3選

Bizibl

料金20万円から(初期費用10万円)
サービスサイトhttps://bizibl.tv/
所在地東京都

ウェビナーマーケティングツール「Bizibl(ビジブル)」を提供するベンダーです。 ツール提供だけでなく、その運用ノウハウを活かしたウェビナー立ち上げ支援やコンサルティングを行っています。自動化ウェビナーなど、ツールを活用した効率的な運用を目指す場合におすすめです。

株式会社LANY

料金要問い合わせ
サービスサイトhttps://www.lany.co.jp/service/digitalmarketing/webinar
所在地東京都

SEOコンサルティングに強みを持つデジタルマーケティング会社です。 ウェビナーを単発のイベントで終わらせず、その内容を記事コンテンツ化したり、ホワイトペーパーに転用したりと、コンテンツ資産として活用する支援が得意です。

IT media

料金50万円〜(集客プラン)
サービスサイトhttps://promotion.itmedia.co.jp/service/online_event/webinar
所在地東京都

大手テック系メディアを運営する企業によるウェビナー支援です。 最大の強みは「圧倒的な集客力」です。自社メディアの読者基盤を活用し、特定の職種や属性のターゲットを集めることができます。認知拡大を狙う企業に適しています。

株式会社AdAI

料金30万円〜
サービスサイトhttps://adai.co.jp/webinar_wpo/
所在地東京都渋谷区

ウェビナー運営代行・配信代行に特化したサービスを提供しています。 共催のマッチングから集客・商談化の支援までを行なっています。

400回以上ウェビナーを開催しており、10,000人以上を集客しています。ウェビナーの商談までしっかりつなげていきたい企業に最適です。

株式会社Airz(エアーズ)

料金5万円〜(ミニマムプラン)
サービスサイトhttps://webinar.airz.co.jp/
所在地東京都港区

Zoom等のツールを活用したウェビナー運営代行に加え、オフライン会場とオンラインをつなぐ「ハイブリッド開催」の支援に強みを持っています。 

特徴は低価格かつ明確な料金体系です。コストを抑えつつプロの配信サポートを受けたい企業に向いています。機材の手配から会場設営までワンストップで対応可能です。

株式会社ウィルゲート

料金5万円〜(ミニマムプラン)
サービスサイトhttps://www.willgate.co.jp/webinarconsulting/
所在地東京都港区

コンテンツマーケティング支援の老舗です。 「ウェビナーコンサルティング」として、企画・集客・運営だけでなく、事後の商談化率向上までを見据えた設計支援を行います。特にコンテンツの質を高めたい場合に強みを発揮します。

低価格から始められることも特徴です。

ウェビナー支援でよくある失敗例

支援会社に依頼したにもかかわらず、プロジェクトが失敗してしまうケースがあります。その多くは、支援会社のスキル不足ではなく、発注側の「依頼設計不足」に原因があります。

主な失敗要因は以下の3点です。

目的・ターゲットが曖昧である

「とりあえず人を集めたい」という漠然とした目的だけで依頼すると、失敗します。 ターゲット設定が甘いと、誰にも刺さらない企画になったり、学生や競合他社ばかりが集まってしまったりと「人数は集まったが、リードの質が低い(商談につながらない)」という結果を招きます。

役割分担・責任範囲が不明確である

「誰が・何を・いつやるか」の握りが甘いケースです。 「集客メールはどちらが送るのか」「リマインドは誰がやるのか」といった細かなタスクの責任所在が不明確だと、重要なタスクが漏れてしまい、集客減や当日のトラブルに直結します。

成果の定義(KPI)が共有されていない

「何をもって成功とするか」の目線合わせも重要です。 自社は「商談数」を求めているのに、支援会社が「視聴者数」を追ってしまうと、施策の方向性がズレてしまいます。「KPIはリード数なのか、商談数なのか」を最初に合意しておかないと、プロジェクト終了後に「思った成果と違う」という不満が残ります。

まとめ

ウェビナー支援の成否は、会社選びもさることながら、発注側の「依頼設計」で決まります。 「どこまでを自社でやり、どこからをプロに任せるか」を明確にすることで、ウェビナーは再現性の高い強力なマーケティング施策となります。

まずは自社の課題が「集客」にあるのか「運営リソース」にあるのか、それとも「企画力」にあるのかを整理してみましょう。

「大規模な集客を実現したい」「共催イベントでリードを一気に獲得したい」とお考えの方は、ぜひマーケティングコミットにご相談ください。企画から集客、運営まで、成果にコミットした支援を提供します。

<サービス一覧>

共催カンファレンス支援サービス supported by Zoom(実績事例付き)

ウェビナー運営代行支援

<資料ダウンロード>

共催カンファレンス支援

ウェビナー支援でよくある質問(FAQ)

Q:ウェビナー支援サービスとは何ですか?
A:ウェビナー支援サービスは、オンラインセミナー(ウェビナー)の企画・集客・運営・アフターフォローまでをサポートし、リード獲得や商談創出の成果を最大化するサービスです。

Q:自社で運営する場合と比べて、ウェビナー支援サービスを使う利点は何ですか?
A:専門ノウハウによる高品質な配信、効果的な集客、運用の安定化が可能になり、担当者は本来注力すべき業務に集中できます。

Q:ウェビナー支援会社にどこまで任せられますか?
A:目的設計から企画設計、集客、当日運営、開催後のフォロー(アンケート集計やアーカイブ動画作成など)まで、幅広く依頼できます。

Q:対応可能なウェビナーの開催形式は?
A:ライブ配信、録画配信(擬似ライブ)、リアル会場とオンラインを組み合わせたハイブリッド開催など、複数形式に対応しています。

Q:費用はどれくらいかかりますか?
A:支援内容や規模により異なりますが、5万円~50万円以上の幅があります。ミニマムプランから大規模まで対応が可能です。

この記事の著者

吉田 博騎

吉田 博騎 代表取締役

大学在学中にバックパッカー(訪問カ国数55カ国)を経て、2020年にBtoBマーケティングコンサル&BPOの会社に入社。その後、コンサルティング担当&実行担当、年間70社以上を支援経験。また、入社1年目で新人歴代最高売上を達成し新人賞受賞、入社2年目で第3クオーターMVP・第4クオーターMVP ・年間MVP受賞/最速課長昇格など、数々の賞を受賞。その後、2023年に株式会社マーケティングコミットを設立。